今日は物を届けにちょっとだけチャリで会社に行って、帰ってからチャリのホイールメンテを実施。
今回はIDIOMさんではなく、Cannondale SIX13の方です。 装着しているホイールはMAVIC KSYRIUM ELITE(マヴィック キシリウムエリート)2006年モデル。 ベアリングは特に問題なさそうなんだけど、フリーボディ(空転させるとチリチリいうスプロケが付いているところ)の動きはだいぶ渋くなってきた感じ。 リアタイヤを浮かせてクランクを逆回転させると、リアタイヤも結構なイキオイで一緒に回っちゃう; 雨の中はほとんど走っていないとはいえ、買ってから一度もメンテしてないからなぁ; ということで、フリーボディを分解整備してみました。 まずはスプロケの取り外し。 次にシャフトの抜き取り。 シャフトの両端に5mmの六角レンチを入れて緩めます。 シャフトが抜けたら、フリーボディを抜き取ります。 フリーボディ内部にはラチェットのツメがあるので、抜いた瞬間に飛んで行ってしまわないように慎重に抜きます。 ↓フリーボディを抜いたところ(リアハブ)。 内部は劣化したオイルで汚れてはいますが、異物はそんなにないようです。 ↓ラチェットのツメとゴムシールを外したリアハブ。 細かい砂やホコリなどがたまってます。 で、↓こっちがフリーボディの内側。 こちらも大きな傷や異物は見られません。 クリーム色っぽい樹脂の部分がハブ側のゴムシールと接触してフリーボディ内を密閉しています。 フリーボディの表側はグリスや砂等でギトギト; 分解できたら各部品を洗浄。 ベアリングや樹脂があるので、パーツクリーナーをぶっかけたりせず綿棒やティッシュ等を使って地道に拭き掃除。 清掃後のリアハブ。 フリーボディ、ラチェットのツメ、シャフト、ゴムシール。 フリーボディ内部。 フリーボディ表側。 ゴムシール及びラチェットのツメの組み込み。 ゴムシールは若干硬化してるような気もしたのですが、交換部品がなかったのと傷等はなかったのでそのまま使用しました。 フリーボディの内部には、専用のオイル(MAVIC FREE BODY OIL)を注油します。 これだけで1,300円くらいします; 他のオイルやグリスを使うと、ゴムシールがブヨブヨになったりするとのこと(ホントか?w 注油量は、フリーボディを水平にした状態でツメ3つがオイルで隠れるくらい(約5滴)。 あと、ゴムシールと樹脂の接触部分や、ラチェットのツメ部分にも1~2滴ほど塗布しておきます。 シャフトには薄くグリスを塗っておきます。 で、元どおり組み立て。 ついでにスプロケもきれいに洗浄。 汚れがひどい場合はサンエス メタルクリーンαを使いますが、先日洗浄したばかりだったのでバスマジックリン(油汚れが結構簡単に落ちますw)で簡単に洗浄。 スプロケを付けたホイールを車体に戻して作業完了。 組み終わった後ホイールを空転させてみると、ラチェット音がマイルドになって回転も軽くなりました♪ クランクを逆回転させてみるとわずかには回りますが、メンテ前と比べると明らかに改善しました。 MAVICのハブはそれほど評判のいいものではありませんが、分解しやすくメンテナンス性は優れていると思います。 新しいホイールなんかも欲しい今日この頃ですが、こうして自分でメンテするとちょっと愛着もわいてきちゃいました。 今度はベアリングの打ち替えにでもチャレンジしてみようかな。
by toms-garage
| 2011-05-06 20:19
| 自転車
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